水上眼科ブログ

ソフトコンタクトレンズ希望の方の最近の傾向

コンタクトレンズは角膜にプラスチック素材のレンズを乗せて視力を矯正するものですが、角膜のカーブ(曲率半径)が最近の若いひとは以前に比べてフラット(大きく)になっています。

なにが問題化というと、コンタクトレンズが角膜の上でスムースに動いて涙液交換がされるのが正常ですが、曲率半径の大きい方が普通のサイズのコンタクトを装用すると動きが悪く、角膜に障害をきたす可能性があります。

曲率半径の平均は以前は7.6mm前後でしたが、最近の傾向は8.0mm前後のフラットな方が増えています。最もフラットな方は8.4mmでした。

コンタクトレンズの規格にBCとあるのがレンズの曲率半径です。だいたい8.4~8.7くらいがボリュームゾーンですが、人によってはギリギリのフィッティングになることがあります。

メーカーによってはBC9.0のコンタクトをラインナップにのせているので、曲率半径の大きい方はそのレンズ一択となります。

生活習慣か何が原因かわかりませんが、最近の角膜はフラットな印象があります。数年前から気になっていたので呟いてみました。

コンタクトレンズは度数だけでなく、フィッティングが大事です。

同じ規格でも銘柄によってフィッティングが異なりますので、気をつけて使用するのが大事です。

医療法人水上眼科

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